個人向け国債のトップページ(https://www.mof.go.jp/jgbs/individual/kojinmuke/index.html)を開くとこのイラストが飛び込んできます。
女の子は個子(ここ)ちゃん、右にいるのはコクサイ先生。個子ちゃんの髪型が「にんべん」に見えるので「個人向け」の「個」の字を表していると推測。
女性向けに作っていると思うのですが、大人というよりも小さな女の子向けのデザインに感じませんか?
女性に国債を買ってもらおうと、このキャラクターを作ったのだと思うのですが、女性の目からすると少し違和感があるような…。
それはさておき、女性に向けてPRしている(と思われる)個人向け国債、買った方がいいのでしょうか?
私は現時点では、買わなくていいと思っています。
個人向け国債
個人向け国債とは何でしょうか?
まず国債とは、国が発行する債券です。日本の場合は、日本国が発行している債権となります。
国債は元本と利息を国が保証しています。そのため、安全性が高く銀行預金より金利がいい商品です。
個人向け国債は、個人が買える(法人は買えない)国債のことです。
元本保証で銀行より利率のいいものをと思う場合は、国債が当てはまるかもしれません。
その国債ですが、所有者で多い世代は60代以降の人です。退職金などをリスクを負わず少しでも増やせるようにと、金融機関で勧められたのかもしれません。
国債の利率
2021年12月の新発債は10年国債が変動利付で0.05%
10年は長いと思う場合でも、中途換金できます。償還(満期)まで持っていれば額面金額が戻ってきます。
他に5年国債、3年国債とあります、こちらは固定金利で0.05%です。
最低の金利が定められていて、その金利が0.05%。つまり今は最低水準の金利です。
利子は半年ごとに支払われます。
変動と固定どっちを選ぶ?
低金利の今は変動金利の10年国債を選びます。今の金利が最低水準のため、今後、金利が変更になるときは今より上がる方向になるからです。
発行後1年すればいつでも国の買取による途中換金ができます。(元本割れのリスクもありません)
高齢になるほど無リスク(安全)資産を高める
無リスク資産とは元本が減るリスクの少ない、銀行預金や国債を指します。
高齢になるにつれ、現金や債券比率を高くした方がいいと言われています。
理由は、老後の資産を投資のリスクで減らさないためです。
ですが私は現在、国債は持っていません。なぜなら他に代替商品と思える金利のいい普通預金があるからです。
利率のいい普通預金がある!
マネーブリッジという楽天銀行と楽天証券との口座連携サービスがあります。
マネーブリッジを利用すると、楽天銀行の金利が0.1%になります。(注:2022年4月から300万までは0.1%、300万以上は0.04%になります)
楽天銀行の他に、あおぞら銀行BANKやauじぶん銀行(条件あり)が普通預金で0.2%の利率です。
もちろん国と企業では安全度や信用度が違うので、単純に利率だけを比較していいものではありません。
けれど普通預金では増えないから何か考えたい、とは言え国債の変動とか売却とかよく分からない。迷って時間だけが経っているならば、利率がいい銀行の普通預金を利用する方が早いと考えます。
普通預金ですから使い方も分かっているはず、国債より利用しやすい気がしますね。
投資信託の運用も視野に
国債も金利のいい普通預金も、無リスク資産の中ではいい利率です。
けれど投資信託などの金融商品(リスク資産)が平均して利回り5%くらいと考えると、国債や普通預金の利回りは劣ります。
低金利時代の今ですから、投資信託での運用も取り入れていきたいところです。
利率のいい普通預金に預けたからもう終わりではなく、投資信託などの金融投資もすることで、よりいい資産運用ができます。
まとめ
個子ちゃんというキャラクターに目が留まり、国債ってどうなの?と思ったかもしれません。
私個人としては、今は国債を買わなくていいと考えています。理由は今、利率が最低水準で、途中換金する場合に売却しづらいと考えるからです。
国債より利率のいい普通預金があります。例えば楽天銀行、あおぞら銀行BANK、auじぶん銀行(銀行により条件あり)などです。
普通預金なので商品が理解しやすいですね、国債より始めやすいのではないでしょうか。
ただ、いいと言っても0.2%以下の利率です。さらに投資信託などの金融投資を検討していってくださいね!
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