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全国旅行支援やgotoトラベルはレバレッジを効かし、より大きな経済効果を生み出す仕組み

2021年10月20日

 

2022年の全国旅行支援や2021までのgotoトラベルは旅行業界に直接補助金を渡すのではなく、なぜ旅行を割引するのか気になりませんか?

 

全国旅行支援やgotoトラベルにする理由は、レバレッジ効果を利用し、経済効果をより大きくしたいからです。

 

レバレッジとは?

レバレッジという言葉は聞いたことがあると思います。小さな力で大きなものを動かすことで、イメージするものは「てこの原理」です。

 

金融の世界でも、このレバレッジは使われています。例えばFXです。少ない資金を証拠金として預け、何倍もの金額を取引します。

 

不動産投資もそうです。不動産を買うために頭金を払い、その何倍ものお金を借ります。返済はその不動産を貸した賃料から返済します。

 

小さなものを元手に、大きく動かしていますね。

 

 

2020年のgotoトラベルのレバレッジ効果を試算

gotoトラベルもレバレッジを効かして経済効果を期待する政策です。

 

gotoトラベルは国が50%補助して、キャンペーン利用者も50%支払うとなっていました。

 

例えば、国が50%の1万円を負担して、利用者も50%の1万円出して旅行に行くと、旅行会社に2万円の売り上げが上がります。

 

国が1万円を補助金として、そのまま旅行会社に渡すより、gotoトラベルにした方が、旅行会社に倍以上の売り上げをもたらすことができるのです。

 

旅行者も通常の半額で旅行に行けるのですから、喜んでお金を出しますね。

 

つまりwin-win-winの経済効果です。

 

 

gotoトラベル、2020年は破格の予算でした

gotoトラベル、gotoイートなどを含めたgotoキャンペーン全体の予算は1.7兆円でした。

 

そのうちのgotoトラベルの予算は1兆円。途中で中止になってしまいましたが、予算(1兆円超)をすべて使ったら、観光業界は2兆円を超える売り上げになるはずでした。

 

gotoトラベルに似たキャンペーンで「東日本ふっこう割」というのがあったのですが、その予算は24.4億円。

 

25億弱と1.7兆円ですよ…。gotoキャンペーンは東日本ふっこう割のなんと680倍の予算。

 

2020年のgotoキャンペーンは破格の予算でした。

 

 

2022年は全国旅行支援という名に

2022年は10/11から全国旅行支援という名前でgotoトラベルと同じような支援が行われ割引率が40%です。

 

国の予算は約5,600億円、割引率が40%なので、予算をすべて使うと1兆4,000億の売り上げが上がることになります。

 

 

まとめ

全国旅行支援やgotoトラベルは、レバレッジ効果を利用し、経済効果をより大きくする政策です。

 

国が補助金として旅行会社に渡すより、旅行支援にした方が多くの売り上げをもたらすことができます。

 

経済対策としてレバレッジを効かすことは間違っていません。

 

全国旅行支援を利用することで利用者は安く旅行が楽しめ、観光地の経済の活性化も期待できます。大いに利用したいですね。

 

 

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森悦子

ファイナンシャルプランナー。 「何かやらないといけない、けど何から始めたらいいのか分からない」と思っている同世代の女性が、お金の知識を身に着け自分自身の老後資産を築けるようになってほしいとの想いで、N-1ゼミ®Womanを主宰する。 「低リスクの投資をしながら、優雅に過ごすシニアマダム」の育成を目指す。

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