gotoトラベルキャンペーンは旅行業界に補助金ではなく、なぜgotoキャンペーンなのか気になりませんか?
gotoトラベルキャンペーンにする理由は、レバレッジ効果を利用し、経済効果をより大きくしたいからです。
レバレッジとは?
レバレッジという言葉は聞いたことがあると思います。小さな力で大きなものを動かすことで、イメージするものは「てこの原理」です。
金融の世界でも、このレバレッジは使われています。例えばFXです。少ない資金を証拠金として預け、何倍もの金額を取引します。
不動産投資もそうです。不動産を買うために頭金を払い、その何倍ものお金を借ります。返済はその不動産を貸した賃料から返済します。
小さなものを元手に、大きく動かしていますね。
Go Toトラベルキャンペーンもレバレッジ効果を狙う
gotoキャンペーンもレバレッジ効果を期待する政策です。
国が50%補助して、キャンペーン利用者も50%支払う。
例えば、国が50%の1万円を負担して、利用者も50%の1万円出して旅行に行くと、旅行会社に2万円の売り上げが上がります。
国が1万円を補助金として、そのまま旅行会社に渡すより、gotoトラベルにした方が、旅行会社に倍以上の売り上げをもたらすことができるのです。
旅行者も通常の半額で旅行に行けるのですから、喜んでお金を出しますね。
つまりwin-win-winです。
昨年のgotoトラベル
昨年2020年のGo Toトラベルは観光業界の救済策として考えられ1兆円を超える予算でした。
途中で中止になってしまいましたが、予算(1兆円超)をすべて使ったら、観光業界は2兆円を超える売り上げになるはずでした。
2兆円のうち半分は旅行者が負担しすし、1兆円を直接旅行業界に渡すより、倍以上の効果が狙えるのです。
つまりGo Toトラベルキャンペーンも、レバレッジを効かせているのです。
2020年は破格の予算でした
Go Toイートなどを含めたGo Toキャンペーン全体の予算は1.7兆円でした。
Go Toトラベルに似たキャンペーンで「東日本ふっこう割」というのがあったのですが、その予算は24.4億円。
25億弱と1.7兆円ですよ…。gotoキャンペーンは東日本ふっこう割のなんと680倍の予算。
2020年のGo Toキャンペーンは破格の予算でした。
まとめ
gotoトラベルキャンペーンは、レバレッジ効果を利用し、経済効果をより大きくする政策です。
国が補助金として旅行会社に渡すより、gotoキャンペーンにした方が、半分の補助で旅行会社に倍以上の売り上げをもたらすことができます。
経済対策としてレバレッジを効かすことは間違っていません。
gotoキャンペーンを利用することで経済の活性化が期待できます。再開したら利用したいですね!
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