お誕生月に届く「ねんきん定期便」は、見た後に保存するか捨ててしまっていいのか迷いますね。私は、次の定期便が届く一年後まで保存しておくことをお勧めしています。
なぜかというと自分の年金を知りたいと思った時に、一番簡単に確認できるのが、この「ねんきん定期便」だからです。
とは言え、最近は物を多く持ちたくない人も増えていますし、書類の管理が苦手という方も多いと思います。
その場合は、インターネットで自分の年金が確認できる「ねんきんネット」がお勧めです。
ねんきんネットは最初に利用登録が必要なため、ここではアクセスキーを利用した登録方法をご説明します。
ねんきんネット登録法は3つ
ねんきんネットの登録方法は3つあります。マイナンバーカード所有の有無などで変わりますので、状況に応じて選びます。
①マイナンバーカード所有でマイナポータルを利用
②ねんきん定期便の中に記載されているアクセスキーで登録
③アクセスキーなしで登録
私は②アクセスキーで登録しました。
②③では登録にユーザーIDが必要です。アクセスキーがあればIDの即時発行ができるので、発行後すぐにねんきんネットにログインすることができます。
ねんきん定期便のアクセスキー利用の登録方法
アクセスキーを利用したねんきんネット登録に必要なものが2つあります。
1,ねんきん定期便の中にあるアクセスキー(17ケタの番号)
2,基礎年金番号(10ケタの番号)
1,ねんきん定期便の中にあるアクセスキー(17ケタの番号)
ねんきん定期便の中にあるアクセスキー(17ケタの番号)は、有効期限がねんきん定期便到着後3ヶ月なので注意が必要です。のんびりしていると有効期限が切れてしまいます。
2,基礎年金番号(10ケタの番号)
実はこの基礎年金番号は、ねんきん定期便の中には記入されていません。そのため、基礎年金番号を調べる必要があります。(基礎年金番号の調べ方は別ブログに記載しています。)
基礎年金番号がねんきん定期便に記載されていないのは不便に感じますが、第三者からのなりすましを防ぐためです。別の書類で基礎年金番号を調べます。
上記2つが揃わないとアクセスキーを利用した登録ができないので、準備してから登録を始めます。
ねんきんネットの登録は難しくない
アクセスキーと基礎年金番号が分かっていれば、登録はそれほど難しくありません。
あらかじめ考えておくことは、使用するメールアドレスとパスワード、秘密の質問の答えです。
☟ねんきんネット登録方法
https://www.nenkin.go.jp/n_net/registration/accesskey.html
お知らせメールは「希望する」を選択しておくと誕生月にメールが届くので、毎年忘れることなく年金内容を確認することができるでしょう。
パスワードを入れるとユーザーIDが確認できます。
ユーザーIDを確認するページは、プリントアウトして保存しておくといいと思いますが、文字が小さいので「大」をお勧めします。
これで完了です。ユーザーIDとパスワードを入力してねんきんネットにログインできます。
ねんきんネットのペーパレス化
ねんきんネットにログインすると、ペーパレス化を選択することができます。年金機構もペーパーレス化を進めています。
厚労省の資料によると、平成27年は62億強の郵送代がかかっています。私たちの保険料から負担していると思うと、郵送代より年金額に反映させて欲しいですね。
ねんきんネットに登録して、なおかつハガキを送ってもらう必要はないでしょう。
ペーパーレス化を選択しても35歳、45歳、59歳の節目には、封書でねんきん定期便が届きます。紙の書類は10年に一度くらいでちょうどいいかもしれませんね。
ねんきんネットで出来ること
ねんきんネットで出来る主なことは以下の3つです。
・年金記録を確認する
・将来の年金額を試算する
・通知書を確認する
年金保険料の納付状況などを見ることができ、年金額の試算もできます。試算ができるのは、ねんきんネットの大きな特長です。
試算することで貰える年金額がより分かりやすくなります。(あくまで現段階での試算で、実際に貰える年金額ではありません)
老後のお金は、年金額などを知ることで漠然とした不安を解消できます。
まとめ
ねんきん定期便は、ハガキで貰うのではなく「ねんきんネット」で確認できます。
アクセスキーを利用したねんきんネット登録には、アクセスキーと基礎年金番号が必要です。ユーザーIDを取得後は、ユーザーIDとパスワードで、ねんきんネットにログイン可能です。
見たいときにいつでも確認できる、ねんきんネットをご利用くださいね。
*無料メール講座もあります*
「55歳からでも間に合う資産形成で優雅なシニアライフを目指す7日間無料メール講座」
画像をクリックすると登録ページに飛びます。